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[Hunter]_フローライト (蛍石_マーブル模様パープル)_チャームペア_K10トップ付き

¥7,000 税込

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フルオライトチャーム: サイズ1.3cm x 0.7cm_素材K10(フープピアスに通す輪っか部分), マーブル模様の紫色フローライト。

自然のものなので、一つ一つのマーブル具合や色味が異なります。ご了承くださいませ。在庫限りですので、写真の色味を参考にペアAかペアBをお選びくださいませ。色味でご相談のある場合はお気軽にご連絡をお願いします。

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フローライト (Fluorite) は、「流れる」を意味するラテン語の [fluere] に由来し、金属を地金に加工するときのフラックス (flux) として利用されてきたことに関係する。

フラックスといえば、私も使っているジュエリー制作の必須アイテムで、ロウ付け (金属と金属を接合する)の時に使う。金属とロウだけでは、火で熱しても溶けあわないが、フラックスを金属に塗ることで、金属の酸化膜が剥がれ、ロウが金属に流れだし溶け合う。私もフラックスには長年お世話になっており、先人たちがつくりだしたフラックスとフローライトが一緒のものだったことに、実は驚愕している。

フローライト。膜を剥がして、物質を純粋な姿に戻し、ありのままの流れにのるのを助けてくれる存在。

大人になるにつれて、人の目を気にしたり、固定観念に縛られて、自分自身が一つの膜に覆われてどこかスムーズにいかないなと思うことがある。滞っているような感じ。子供のときのような純粋さがなくなっているというか。

フローライトからできているフラックスが、膜を剥がして、純粋さを取り戻し、融合するのを助ける働きがあるとすれば、はじまりのフローライトも、そういった自分自身のアウターに張り付いてしまった膜をとって、ピュア化し、本来の流れに進むように自分を後押ししてくれるような鉱物といっても過言ではない。

実際、18世紀には、中国では漢方として腎臓病の症状を軽減する目的で、粉末にしたフローライトを飲み水に加えて摂取していたこともあったそうだ。

腎臓といえば、血液中のいらないものを尿として外に流す役割がある。身体をより純粋な方向へ近づけ、巡りや循環を良くして本来の自分へと戻してくれる。先人の人たちもフローライトの成分が身体の巡りを良くする腎臓には必要であるとわかっていたのだ。

気の巡りであったり、血液やリンパの循環であったり、流れをスムーズにしておくことは基本的なことのように思う。心と体の調子が良いと、自分に必要な物ごとに出会いやすくなるし、良いアイディアを思いついたり、面倒なことにも重い腰をあげやすくなったり。

もうひとつの特徴として、フローライトはグリーン・パープル・イエローと様々な色味があり、多様なカラーバリエーションをもっている。特に結晶の輪郭に平行して色が入るために起こる、帯のマーブル模様はとても魅惑的である。

マーブル模様のフローライトを見つめていると、SF映画によく出てくる情報空間や次元を移動する時の歪んだ時空にいるような気がしてくる。微妙に色合いが変化していき360度回転させながら色の変化を目で見て楽しめる石である。

和名の [蛍石] は、強く火をあてると全ての石が、青白く発光することから名付けられた。発光するなんて特別感のある石だ。

[フローライトの扱い方注意点]
フローライトは硬度が低く、へきかい性(一定方向にパカッと割れる性質)があるため、硬いものにぶつけたり、強い衝撃を与える割れる可能性があるので、扱い方にご注意ください。紫外線や水に弱く、退色の原因になるので、直射日光が当たる場所での保管は避けるようにお願いします。



[フローライトの利用]
カルシウムとフッ素の化合物。前述したフラックスはもちろんのこと、フローライトのフッ素はフライパンの焦げ付きを防ぐテフロンコーティングや最近では歯磨き粉にもしようされている。

古代エジプト時代には、復活の象徴として崇拝されていたスカラベにもフローライトが使われていた。

[フローライト]
膜を剥がして、本来の純粋な姿に戻し、本来の流れに進むように後押ししてくれる。

Flow-rite: 流れを司るもの
巡り
循環
閃く

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